文化と歴史 「矛盾」も「逆鱗」も出どころは同じ:韓非子ということわざ工場
「矛盾」「逆鱗に触れる」「株を守る」。ふだん使うこの3語は、すべて約2300年前の同じ書物『韓非子』から生まれました。ことわざ工場のような古典の中身と、自分の文章で始皇帝を魅了し、その秦で毒殺された著者の生涯を辿ります。
ことばと表現 「三十六計逃げるが勝ち」の出どころを調べたら孫子ではなかった
「三十六計逃げるが勝ち」は孫子の言葉だと思われがちですが、出どころは5世紀の史書『南斉書』でした。皮肉として放たれた一言が、名将・檀道済の撤退術や正体不明の兵法書『三十六計』を経て、日常語になるまでを原文から辿ります。